白鵬、鶴竜の両横綱不在の中、若手力士の活躍が目立つ令和元年大相撲秋場所。次の横綱候補は誰なのか?
令和元年大相撲秋場所の中日を終えて、相撲にわかファンの私が思ったことを自己満的に綴りたいと思います。
「にわかファンが偉そうに語ってんじゃないよ。こちとら年季が違うんじゃ。」
と言いたいであろう根っからの相撲ファンもいるでしょうが、そういった方は若造の戯言だと思って温かい目で見てください。
とりあえず簡単に中日を終えての状況はどうかというと、なんと白鵬、鶴竜の両横綱が途中休場で横綱不在。
平幕の力士は混戦状態で隠岐の海がまさかの中日終わって全勝で、すでに勝ち越しを決める。
炎鵬はというとなかなか調子良く、今場所も勝ち越せるかな。
と、ザックリ言うとこんなところですかね。
今場所は誰が優勝するか分からないし、調子がいい力士は誰でも優勝のチャンスがあるような気がします。
個人的には遠藤、朝乃山のどちらかに優勝してもらいたいですが、まぁまだ折り返しですから、これらが楽しみです。
ところで話は変わりますが、この記事で書きたいことは今場所の優勝予想や貴景勝は大関返り咲きについてではないです。
何が書きたいかというとズバリ、
『継ぎの横綱候補は、誰なのか』
です。
今現在の横綱は白鵬、鶴竜の二人です。今までは白鵬の圧倒的な強さに他の力士は太刀打ちできない状態のだった白鵬時代。
鶴竜はといえば、先場所の優勝で鶴竜の時代が来るかと思えば、今場所あっさり3連敗して途中休場。
そしてなにより、二人はもう34歳。まだ、他の力士に比べ格が違うとはいえ先は短いでしょう。
こんな状況だと次の横綱は誰なのかと考えてしまうのは私だけではないでしょう。まぁそれを考えるのも相撲の楽しみの一つだと思いますが。
そこで、現在の横綱候補は誰かと勝手に予想してみました。ちなみにこれは私の個人的な期待が大きいです。
まず前提に本来であれば大関が次の横綱候補じゃなきゃいけないのでしょうけど、豪栄道、栃乃心はもう力士としては高齢で期待値は薄い。29歳の高安はといえば年齢、経験ともに十分。でも、ここ一番というところで弱く、メンタル的に厳しいのかなと感じてしまいます。
私が考えるに今の現状で考えると、一番期待を持てるのは貴景勝かな。
圧倒的な圧力、そして気持ちの強さは将来の横綱にと期待してしまいます。怪我で関脇に番付を下げましたが、まだ若く今場所に返り咲けなくてもまた大関昇進するでしょう。
唯一の不安要素としては押し相撲の一辺倒で四つに組めない。というか手足が短く四つ相撲に向いていないというところでしょうか。
それから御嶽海。現在は関脇ですが早く大関に昇進できれば可能性はあるのかと。
朝乃山もまだ若く早めに三役になり、もっと経験を積み怪我なく大関に昇進できれば、本格的な四つ相撲の力士なので期待はもてると見ています。
それと今場所から膝の大怪我からようやく回復してきたようにみえる遠藤もまだチャンスはあるような気がします。遠藤に限って言えば単純に好きだから願望ですが。
この辺が有望かなぁ。
ただここで問題なのが、これらの力士のなかで飛び抜けている人がいないんです。
今まで白鵬の強さが圧倒的すぎたということもあるんでしょうけど、優勝争いに常に絡むことのできる力士が今のところいない。
最近では大関ですら大事なところで負けてしまって、優勝争いから離脱という場所も多くあるように感じます。
経験を積んでいけば、有望株の中から飛び抜けた力士がでてきそうな気もしないでもないですが、それまでもう少し時間がかかるんじゃないかなぁと。
私が何を言いたいかというと、こうです。
「白鵬、鶴竜の両横綱が引退した後(本当は引退する前に両横綱に引導を渡す形が一番理想だと思うけどなかなか厳しいのかな。)は、しばらく横綱不在の場所が続くだろう。」
これは、にわか相撲ファンの私の予想なのでただの戯言だと思ってもらってかまわないですけど、たぶんこうなると思います。
ただ横綱昇進の条件には『二場所連続優勝かそれに準ずる成績』という規定があり、現在の力士の力では大関に昇進したとしても二場所連続優勝は厳しい気がします。
しかし、それに準ずる成績という規定がある以上は期待できないわけでもないですが。実際に鶴竜、稀勢の里は二場所連続優勝はしていないですから。
ただ協会が横綱を早く作ろうとして、力量、品格不十分な横綱が誕生しなければいいなとおもいます。
まぁでも、まだ白鵬時代はもうしばらく続くのかな。
でも、いつか終わりを告げます。そのときに強さ品格ともに申し分ない横綱が誕生することを期待して、大相撲を応援していきたいです。
以上、にわかファンの戯言でした。
あと書き忘れましたが、個人的に明生はメチャクチャ期待しています。若いし気持ちのいい相撲をとります。体力、技術、経験を早く身につけてほしいです。